第33回青梅マラソン


99年2月21日(3時間21分)
(30Km)


朝、このゴールを通りたい!と思って撮ったのです。


前日から緊張です。1年前からゴールしたいと思っていた大会です。

朝、起きたらすごくいい天気。すごく走りたい気分になりました。家は9:00も出ても間に合うのに、たまらず8:00に家を出てしまいました。受付は11時までなのに案の定9:30に会場に着いてしまいました。受付を済ませ、ファミリーレストランに行こうと歩いていたら
kantaさんと偶然駅で会いました。本当、偶然。。。健闘を称えあって一人でファミレスに向かいました。

ファイミレスに入ってもソワソワしてしまいます。参加賞を眺めたり、ゼッケンを見たり。いったい私は、何をしているんだか。。。
11時になり、また会場に戻り、荷物をコインロッカーに。いよいよスタートです。15分前にスタート位置に行きました。今年からか?コールしています。緊張でドキドキ。いつもなら大会で緊張することないのに。やっぱり昨年からの思いのせいでしょうか。この日まで3回くらい青梅のゴールを通る夢も見ていたのでした。(^^ゞ

緊張したままスタートです。やっぱりすごい混雑。それでもスタート地点まで3分半でした。後から来るランナーに次々、抜かれていきます。「お願いエルボしないで」と心の中で何度言ったか。そのうち九重さんが声をかけてくれました。まだスタートしたばかりなのに私には既に余裕がありませんでした。

そのまま頭カラッポのまま5Kmまで、走りました。時計をみたら35分半。これじゃ完走が危ない!と心配になりましたが、ペースはあげずに走ります。この時、スタートまで3分半かかっていたことを忘れていたのです。パニックとは、このこと・・・・。

少しずつアップダウンが出てきました。上りで息があがり、下りで落ち着くという感じを繰り返し10Km地点です。ここで1時間7分。少し、ペースが上がったのだろうか?と思ったのですが、ここで初めてスタートロス3分半に気がついたのです。イーブンペースでした。

坂・坂・坂で、足の裏にマメらしきものを感じます。でも無視・・・・・・できない。(T_T)痛い。膝の痛みは感じませんが、ふくらはぎがパンパンです。普段上りの練習をしておけば良かった・・・。と、またまたパニックになってきたら「桂子さん!」と声が。1年ぶりの再会のPちゃんでした。人に会ったり声をかけてくれた時って不思議と元気になります。(^。^)

やっと折り返しが見えてきました。時計が目に入ります。あっ昨年より10分以上早いではないかっ!!!と苦しみながら喜んで。(?)
15Km地点。1時間41分。関門まで14分の余裕がぁぁぁ。でも、安心は禁物。このあたりは奥多摩に入っていて景色が最高です。ちょっと寒かったけど、気持ちいいひとときでした。そこから下りです。息が少し楽になってきました。足は全体が痛くなってきていましたがなんとかペースを落とさず走れます。

20Kmの看板が見えました。時間は2時間13分。ペースが落ちなければ完走できるかもと、ちょっと期待を持ちます。でも昨年は21Kmでリタイアだったので先がどうなるか分かりません。そして昨年足が止まった位置につきました。今年は止まらない!と思いながら走っていたらすごい上り坂です。しかも今までの上りでいちばんきついと感じました。まわりは歩いている人ばかり。誘惑にかられそうでしたが気合だけで走っていました。21Kmあたりの駅の入口を横目でみながら。。。今年は乗らない。
しばらくすると坂も落ちついたと思ったらまた上り。(T_T)ふくらはぎが泣いています。25Kmについたときは時計を見るのが怖かったのですが、現実を見ようと時計をチラッ。時間は2時間47分。あと5Km40分かけてもいいんだ〜。きっとゴールできるんだ〜。と思っていたら盛大な太古の応援です。ジーンとしてしまい涙が出てきてしまいました。
感動するのは、まだ早いってば。。。(^^ゞ

あとは、ゴールまで頭真っ白です。足は痛いけどゴールできる可能性がでてきたので歩く訳にはいきません。商店街に入ってくるとまたすごい応援です。本当に感謝です。ゴールが見えたときは「やったやったやった〜」と嬉しさ10倍です。ゴールを無事くぐりまた涙。何とも言えない充実感です。時計は3時間21分。スタートからゴールまでほぼ同じペースで走ることができました。

大会スタッフ・沿道で応援してくれた方々、みさなんに感謝です。
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